帝京高校出身の19歳日本人、フランスの国際大会でベストイレブン受賞!「今大会の“発見”の一人」
帝京高校出身の19歳日本人、フランスの国際大会でベストイレブン受賞!「今大会の“発見”の一人」

第51回モーリスレベロトーナメントは、地元フランスの優勝で幕を閉じた。

U-20代表が参加した日本は、グループステージ初戦でコンゴ共和国に2-0の勝利を収めたものの、続くメキシコ戦で1-1と引き分けると、最終戦ではデンマークに0-3の完敗。

5位決定戦でもマリに2-3で敗れ6位に終わっている。

ただ、日本が対戦したチームはメキシコを除き1歳年上の選手を含むU-21代表。船越優蔵監督率いるチームにとっては秋のU-20ワールドカップに向けて収穫もある大会だったと言える。

そんな今大会のモーリスレベロ、ベストイレブンが発表されている。

GK オサマ・アル・マームシュ(サウジアラビア)
DF 梅木怜(日本)
DF モハメド・アル・ドサリ(サウジアラビア)
DF ジョナサン・フォス(デンマーク)
DF ノア・サンギ(フランス)
MF アブドゥルマリク・アル・ジャベル(サウジアラビア)
MF ハミドゥ・マカルー(マリ)
MF ルイ・ルルー(フランス)
FW チド・オビ(デンマーク)
FW アブドゥラー・ラディフ(サウジアラビア)
FW スティーヴ・エングラ(フランス)

準優勝のサウジアラビアから最多の4名が選出。サウジは今大会、U-22代表で参加しており強さを見せたが、決勝ではU-20代表のフランスに1-3の完敗を喫した。

日本からは唯一、右サイドバックの梅木怜がベストイレブンに選出。そのプレーを大会公式は以下のように評している。

「日本は大会のベスト4進出を果たすことはできませんでした。それでも、ある若き日本人選手が今年頭角を現しました。梅木怜は自身のサイドでその才能を存分に発揮しました。

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守備では堅実で、突破されにくく、さらに攻撃面でも鋭いプレーをいくつか見せました。

ボール扱いにも優れており、FC今治所属の彼は日本代表の不動の先発メンバーの一人でした。小柄ながらも物おじせず、大会の“発見”の一人となりました」

梅木は2005年8月25日生まれの19歳。帝京高校から2024年にFC今治でプロ入りすると、1年目から19試合2ゴールを記録。チームのJ2初昇格に貢献した。

今季もJ2でここまで15試合1ゴールの成績を残しており、新世代の右サイドバックとして今後さらに注目を集めそうだ。

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