韓国メディア『My Daily』は29日、グローバルスポーツストリーミングプラットフォーム『DAZN』が韓国進出を打診していると報じた。

同メディアによると、Jリーグの全試合中継サービスを行っているDAZNは、韓国市場にも注目をしており、最近確保した2025FIFAクラブワールドカップの全世界中継権契約とともに、Kリーグ(サッカー韓国1部)などを含む国内シーズン制プロスポーツと中継権について協議しているという。

さらに、韓国の放送局『JTBC』が先週入札公告を出した五輪とワールドカップのOTT中継権にも関心を示しているとのことで、近日中にDAZNが韓国進出を正式に発表する可能性が高い。

現在韓国では、イングランド・プレミアリーグやKリーグ、アジアサッカー連盟主催大会などの中継サービスを行っている『Coupang Play』と、昨年から450億ウォン(約4525億円)でKBOリーグ(韓国プロ野球)と独占中継権を締結している『TVING』、国内外のドラマや映画、芸能などの動画配信サービスを行う『Netflix』が、『国内3大OTT』と呼ばれる地位を確立している。

このような状況で、どのようにしてDAZNが韓国のOTT市場に乗り出すことになるのか、注目が集まっている。

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