今月から始まった2026年ワールドカップ(W杯)欧州予選。
欧州王者のスペイン代表は、4日にブルガリア代表を3-0で下し、7日はトルコ代表相手に6-0で大勝して今予選2連勝を飾っている。
ラ・ロハ(スペイン代表の愛称)の18歳ラミン・ヤマルは、トルコ戦で2アシストを記録する活躍を見せた。
10代でスペイン代表の主力選手として活躍する同選手だが、トルコとの試合後、開場を後にするときに思わぬハプニングに見舞われた。
トルコのサッカー番組『Beyaz Futbol』のリポーターが試合後に、スペイン代表チームが乗るチームバスの様子を撮影。
SNS上に「独占映像。ラミン・ヤマルがパスポートを紛失。試合後、ラミン・ヤマルはしばらくの間、パスポートを探し、ロッカールームに戻って探したがそこでも見つけられず。スタジアムを後にした」とつづり、ヤマルが着ている服のポケットやスーツケースの中を確認する様子をアップした。
どうやら、いくら探してもパスポートは見つからなかったようで、不満げに天を仰ぐ様子も。
動画の後半では、携帯電話で誰かと話している姿も映されており、大使館の関係者や所属チームであるバルセロナ、もしくは親に連絡を入れたのかもしれない。
Xでは、「国から出さないで、彼を我々のためにプレーさせて」「どんなに上手い選手でも、18歳の小僧だ」「今すぐトルコのパスポートを渡してください」など、現地のファンから様々な反応が寄せられた。
チームは快勝したにも関わらず、ヤマルにとっては後味の悪い遠征となってしまった。