RB大宮アルディージャは13日、山本佳津スポーツダイレクター(SD)との契約を双方の合意に基づき解除し、同氏が退任することになったと発表した。
昨年、レッドブル資本に移り、クラブ改革が進められているRB大宮。
山本氏は、J3降格が決まった直後の2023年12月にフットボール本部強化部長に就任。ここ2シーズンのチーム強化を担ってきたが、今回、シーズン半ばでの退任が決まった。
以下は山本氏本人とクラブのコメント。
山本佳津氏コメント
「RB大宮アルディージャに関わるすべての皆さまへ。いつもあたたかいご声援をいただき、本当にありがとうございます。短い間でしたが、このたびチームを離れることになりました。RB大宮アルディージャに関わるすべての皆さまに感謝しています。関係者の皆さまにはご迷惑をおかけしますこと、本当に申し訳ございません。J1昇格を心より願っています。ありがとうございました」
クラブコメント
「このたびクラブと山本佳津氏は、チームの将来的なスポーツ戦略についての見解の相違により、双方の合意に基づき契約を解除することになりました。あらためて山本氏のクラブへの多大なる貢献と献身に感謝します。
後任となる川田尚弘氏は、今年4月にテクニカルダイレクター(TD)に就任したばかりの44歳。ドイツサッカー協会(DFB)公認A級指導者ライセンスやヨーロッパサッカー連盟(UEFA)公認A級指導者ライセンスを保持しており、ボルシアMGやケルンで働いた経験を持つ。
RB大宮のTD就任の際には「レッドブルが持つグローバルなネットワークを最大限に活用できるよう、トップチームを中心にアカデミー、女子チーム、クラブ全体のマネジメントに取り組んでまいります。クラブが強固な基盤を築き、継続的に成長と発展を遂げていけるよう貢献していきたいと思っております」と語っている。