2026年W杯予選を世界最速で突破した日本代表。前回の2022年大会では優勝経験国であるドイツとスペインを撃破してみせた。

2010年にW杯優勝を成し遂げたスペインは、今月から始まった今大会の欧州予選で2連勝。4日にブルガリアを3-0で下し、7日はアウェイでトルコを6-0で撃破した。

ボール保持率こそほぼ互角だったが、スペインはシュート21本(枠内シュートも12本)を記録。

地元メディアによると、トルコがこのスコアで敗れるのは1965年のチェコスロバキア戦以来実に60年ぶりのこと。

『SPORX』などによれば、トルコ代表DFメリフ・デミラルは試合後に謝罪していたそう。

「スペインがいいチームなのは確かだが、自分たちらしさを出せなかった。悔しいし、本当に心が痛い。

本当に申し訳ない。言葉もない。ピッチで何もできなかった。スペインはよかったが、我々はもっとやれたはずだ。

(試合が行われた)コンヤのみなさん、そして、全国民にお詫びする。

本当に痛い敗戦だ」

トルコのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は「全員が悔しい思いをしている。この試合を戦術的に分析することは不可能。選手たちが期待に応えられなかったのは、感情的になったからだ。相手はあらゆる場面でデュエルを制した。これは戦術的な問題ではない」などと述べていた。

トルコは、3位と躍進した2002年日韓大会以降、W杯から遠ざかっている。

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