韓国メディア『FOOTBALLIST』は8日、ドイツ・ブンデスリーガのバイエルンに所属する韓国代表DFキム・ミンジェが、6月にアメリカで開催される2025FIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)に参加できない可能性について報じた。
韓国代表は、6月6日(日本時間)にアウェイで2026FIFAクラブワールドカップ(W杯)アジア最終予選のイラク戦を控えている。
同国はこの試合に勝てばW杯出場を決めることができるため、守備の要であるキムを招集する予定だ。
一方でクラブW杯開催国のアメリカは近年、入国審査が厳格化しており、イラクなど特定の国や地域に渡航歴がある場合は、入国拒否を受ける可能性があるという。
もしキムが韓国代表としてイラクに渡った場合、クラブW杯に出場できないかもしれない。
実際に2022年には、当時スペイン1部バルセロナで指揮を執っていたシャビ・エルナンデス氏が直前にイランへ渡航していたため、入国できなかった。
現在、バイエルンはディフェンスラインに負傷者が続出しており、キムも大会に参加できなくなった場合は、大会制覇を狙う同クラブにとって深刻な影響を受けかねないだろう。