フランスが誇る世界的強豪のPSGは、昨季クラブの悲願だったUEFAチャンピオンズリーグ初優勝を成し遂げた。
そのなかで、大車輪の活躍を見せたのが、フランス代表FWウスマヌ・デンベレ。
19歳で代表デビューを果たし、逸材として期待されてきたが、遅刻癖などピッチ外の素行が課題とされていた。
だが、その課題を克服すると、ピッチ上でのプレーも変貌。持ち前の攻撃だけでなく、守備でもチームのために奔走するようになり、今年のバロンドール筆頭候補に推されるまでになった。
そのデンベレは、『fourfourtwo』のインタビューで、バルセロナでは苦しんだものの、人間として成長できたと話した。また、2021年末に結婚し、翌年に娘が誕生したことで、考え方が変わったそう。
さらに、こんなことも話していた。
「努力しなければならないこと、より強くなければならないこと、よく食べ、よく眠らなければならないことは分かっていた。自分はそのすべてを理解していた。そして今、その努力がPSGで実を結んでいる。幸せだよ。
自分の身体のことを完璧に理解している。どれほどの速さで行くべきか、行くべきでないタイミングもね。
疲れている時、練習するべきではない時、トレーニングをするべき時、自分を強くするべき時を分かっている。ここ3~4年でそれを本当に理解できるようになった。
引退したら食べたくないもの?試合後は必ずハンバーガーとピザがある。いつもじゃないけれど、特に試合後はね。
試合後は全員がハンバーガーかピザを食べる。自分はチョコレートをあまり食べないからOKなのさ。それでも、試合後はハンバーガーとピザを食べる、それをやめるつもりはないよ」
この数年で自分の身体に対する理解を深めたそう。
ただ、試合後にファーストフードを食べるのをやめるつもりはないようだ。