今夏、J1のセレッソ大阪からオーストリアの強豪レッドブル・ザルツブルクに移籍した北野颯太。
日本期待の20歳は、開幕戦でいきなりゴールを決める活躍を見せたが、9日に行われたGAKとの第2節でショッキングな負傷交代に見舞われた。
前半20分すぎ、右足首付近を相手に踏みつけられるとプレー続行不可能になり、ストレッチャーに乗せられて、そのまま交代。相手選手はVARの結果、一発退場になった。
現地紙は「残忍なファウルで流血!ザルツブルク、北野の負傷を懸念。信じられない!見ているだけでも辛い。北野は応急処置を受けたが、ソックスは血だらけだった。20歳の日本人は痛みに苦しみ、最終的に担架でピッチから運び出された」と伝えている。また、現場で縫合が必要なほどの傷だったという。
北野は松葉杖をついた状態で戻ってきたというが、トーマス・レッチュ監督は「北野の負傷はひどいファウルだった。足の裏で踏みつけられたが、裂傷以外はただの打撲で済むことを願う。検査画像が出てくるまでは正確なところは分からない」と憤慨していたそう。
北野が軽傷であることを願うばかりだ。なお、ザルツブルクに所属する川村拓夢とチェイス・アンリは怪我のために欠場している。