アタランタの中心選手として活躍を続けてきたナイジェリア代表FWアデモラ・ルックマンだが、クラブを離れることを望んでいるようだ。
ルックマンは3日、自身のインスタグラムを更新。
現在27歳のルックマンは、2015年にチャールトンでプロデビューを果たすと、これまでエヴァートン、ライプツィヒ、フラム、レスターを渡り歩いた。
2022年に加入したイタリアのアタランタでは、3シーズン連続で二桁ゴールを記録。2023-24シーズンには、UEFAヨーロッパリーグ(EL)の決勝で、当時公式戦無敗を続けていたレヴァークーゼン相手にハットトリックを達成して、アタランタをEL初優勝に導いた。
今夏は、インテルへのステップアップが盛んに報じられ、イタリアの複数メディアは「インテルと5年契約を締結した」と報じていた。
だが、アタランタとインテルの交渉は難航し続け、最近はインテルがターゲットを変更したとも報じられた。
そのような中、ナイジェリア代表FWはインスタグラムの投稿で「悲しいことに、私は自分が正しいことを話す以外に選択肢がないと感じています。そして、もう十分だと感じています」と沈黙を破った。
同選手によると、アタランタとは適切なオファーがあれば移籍を許可するという約束をしていたが、これが守られていないという。
「残念ながら、僕が信じている議論の内容に一致したオファーを受け取ったにもかかわらず、理由が理解できないままクラブはその機会を阻んでいる。
結果として、数カ月にわたって約束を破棄されてきたことだけでなく、人間として、プロサッカー選手として不誠実だと感じざるを得ない扱いを受けた」
ルックマンの悲痛な叫びを聞いて、アタランタはどのようなリアクションを取るのか。同選手の去就に注目が集まる。