日本代表が世界最速で予選を突破した2026年W杯。欧州では白熱の予選が行われている。

欧州予選グループJを戦うベルギーは、7日に行われたカザフスタン戦に6-0で圧勝した。

4日のリヒテンシュタイン戦にも同じスコアで快勝しており、2試合で計12ゴールを記録。カザフ戦はボール保持率65%、シュート34本と圧倒した。

『Sporza』によれば、2ゴールを決めたベルギー代表FWジェレミー・ドクは「最初から優位に進められた。前半20分までは相手の守備が堅くて、チャンスも生かせななったけれど、(前半42分の)ケヴィン(デブライネ)の美しいゴールで楽になった。今日彼が戻ってきたのはいいこと。その後は試合がスムースになった」と話していたそう。また、MFニコラス・ラスキンは、10月の2試合に連勝できれば、予選突破も見えてくると語っていた。

一方、カザフは予選5試合で1勝4敗と低迷。アリ・アリエフ監督は、試合後の記者会見で突然辞意を表明した。

「今日起きたことは全て私の責任だ。選手たちのせいではない。

この大敗の責任は全て私が負う。私はただちに代表に赴き、辞任を申し出る」

44歳のアリエフ監督は元カザフ代表選手で、今年1月に代表監督に就任。同監督はカザフ記者たちが拍手を送るなか、会見場を後にしたという。

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