今夏のマーケットでベルギー1部のヘントからオランダ1部のフェイエノールトへと移籍した日本代表DF渡辺剛。
28歳という年齢でありながらも800~1000万ユーロ(およそ12.5~15.6億円)ほどの移籍金が動いたと伝えられており、クラブからの大きな期待を感じさせる取引になった。
『voetbalprimeur』によれば、ベルギーリーグに精通した記者コーエン・フランス氏は、渡辺のことを以下のように評価しているとのこと。
「渡辺剛は静かなる強さがある。しかし、静かでありながらもリーダーシップを発揮する選手だ。常に存在感を示し、必ずしも肉体的に強いわけではないが、決して怪我をしない。そして信じられないほどに狡猾で聡明だ。
また非常に勤勉な人物であり、優れたメンタリティの持ち主でもある。彼と対戦したいという選手はいないだろうね。
ヘントでは確かに欧州トップレベルの経験を積んではいないが、しかし彼のあらゆる能力がそれに対応できることを示しているよ。フェイエノールトは彼とともにチャンピオンズリーグへと出場できると確信している。彼は最高クラスの補強だ。
4バックの経験は少ないが、優れたディフェンダーはどんなシステムでもプレーできるものだし、渡辺は100%そのような存在だ。フェイエノールトで彼を見られるのが楽しみだね」
昨季の終盤戦では数試合を欠場することになったが、コルトライクやヘントでほとんど離脱せずにプレーを続けていた渡辺剛。