2026FIFAクラブワールドカップで2得点を挙げてチェルシーを優勝に導き、大会MVPにも選ばれたイングランド代表MFコール・パーマー。その後訪れたカリブ海に浮かぶ島国で、英雄的な歓迎を受けた。

休暇を過ごすためカリブ海の島国セントクリストファー・ネイビスを訪れたクラブW杯MVPのMFは、同国の首都バセテールにある空港に到着すると、現地の人々は民族衣装を身にまとい、同選手を大きな歓声とともに出迎えた。

中には、同国の副主将であるジェフリー・ハンリーとマーシャル・T・ヘンダーソン観光大臣もおり、パーマーと握手などをして歓迎した。

イギリスメディア『The Sun』によると、パーマーは祖父ステリー・パーマーがセントクリストファー・ネイビスの出身だあることから、今回の同国訪問が実現し、島民から英雄のような大歓迎を受けたとのこと。

セントクリストファー・ネイビスは日本の西表島とほぼ同じ260平方キロメートルの国土面積に人口約4万6000人が暮らす小さな島国。熱帯気候のため年間を通して暖かく、美しい自然やリゾート施設が充実している観光大国だ。

祖父の故郷を始めて訪問したチェルシーの背番号10番は、「ここは私の祖父のサッカーへの愛が深まった場所です。島は美しく、山、熱帯雨林、海を探索して食べ物を食べてみるのを待ちきれません」と話した。

空港到着後、同国のテレンス・ドリュー首相とも会談したパーマーは、セントクリストファーネイビス代表のユニフォームと先住民の伝統的な工芸品を受け取った。同選手はクラブW杯のMVPトロフィーを足置きに使うなど乱雑な扱いをしていたことから、受け取った工芸品の扱いには少し心配だ。

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