5日に行われたワールドカップ2026アジア最終予選の日本代表対中国代表は、7-0という大差で終了した。
前半は遠藤航と三笘薫のヘディングシュートで2点を奪い、さらに後半は南野拓実が2ゴールを追加。
この試合はもちろん中国でも大きな注目を集めるイベントであったが、国営放送であるCCTVは放映権料で合意に至らず、パラリンピックのブラインドサッカーを放送していた。
そのため、日本代表戦を独占で放送することになったのは「iQiyi Sports」というメディアであった。
これはインターネットにおける有料配信サービスで、サブスクリプションを登録していないユーザーは9元を支払う必要があったとのこと。
ところが『163』によれば、試合開始直後から『iQiyi Sports』に関して「お金を払うと見られなくなる」という報告が数多く上がっていたそう。
またクーポンを利用して視聴しようとしてもそのクーポン自体が表示されなかったり、iQiyi Sportsの支払いページが不安定で動かなくなってしまったり、試合の観戦が不可能になっていたとか。
そして試合終了から2時間後には『iQiyi Sports』がコメントを発表し、「ファンの熱狂によって過剰なトラフィックが発生し、技術サービスの割当が制限を超えてしまった」と説明した。
中国ではこれまでCCTVで代表戦を無料視聴することができたため、有料放送のみとなったこと自体に批判が多かったという。
ところがさらに「お金を支払っても見られない」という状況になったことで、「詐欺なのではないか」と返金を求める声も高まっているようだ。