
先日サントスへの復帰を果たしたネイマール。2023年に鳴り物入りでサウジアラビアのアル・ヒラルへと加入していたが、ほとんどプレーしないまま退団となった。
そこで今回は、同じく近年サウジ移籍を決断するも、現在はプレーしていない選手たちを見ていきたい。
ジョーダン・ヘンダーソン
現所属クラブ:アヤックス(オランダ)
現在はアヤックスでプレーするヘンダーソン。2011年にサンダーランドからリヴァプールへ加入し、黄金期前のクラブを支えていた選手である。
後にキャプテンとしてビッグタイトル獲得に貢献すると、2023年の夏にはサウジリーグのアル・イテファクへ電撃移籍。
同じくリヴァプールのキャプテンであったジェラードのもとでプレーすることとなった。
しかしわずか半年で退団し、アヤックスへ。近年サウジ移籍を果たした大物選手の中では、最も早く去ったケースとなった。
セコ・フォファナ

現所属クラブ:スタッド・レンヌ(フランス)
コートジボワール代表MFフォファナは、フランス出身だが17歳からはマンチェスター・シティのユースでプレーした。
2016年に完全移籍でウディネーゼへ加入。4シーズンにわたってセリエAで活躍した後、2020年からは再び母国へ戻り、RCランスでプレー。
中心選手として活躍し、とりわけ3年目にはクラブのCL出場権獲得に大きく貢献した。
ただ迎えた昨季はアル・ナスルへ移籍し、CLではなくサウジリーグでプレーすることに。この冬にはスタッド・レンヌへと加入し、1年半ぶりに母国へ復帰している。
ルイス・フェリペ

現所属クラブ:マルセイユ(フランス)
ブラジル出身のDF、フェリペ。
イタリアの国籍を持つ選手であり、2016年にラツィオへ加入。
2022年にはイタリア代表デビューも飾ったが、出場はここまでそのデビュー戦1試合のみとなっている。
その後はレアル・ベティスへ加入するも、1年でサウジアラビアのアル・イテハドへ。この冬に退団し、新たにマルセイユへ加入している。
ジョタ

現所属クラブ:セルティック(スコットランド)
ポルトガル人アタッカー、ジョタ。
名門ベンフィカ出身であり、2021年に加入したセルティックでブレイク。日本人選手たちとの共闘でも知られるようになった。
2023年の夏にはサウジアラビアのアル・イテハドへ加入。ただその後は選手登録の関係で、半年間リーグ戦に出場できないというトラブルに見舞われた。
昨夏にスタッド・レンヌへ加入し、欧州復帰。この冬には奇しくも元チームメイトである古橋とのトレードで古巣セルティックへと帰還した。
イヴァン・ラキティッチ

現所属クラブ:ハイデュク・スプリト(クロアチア)
元クロアチア代表MF、ラキティッチ。スイス出身であり、バーゼルで育成された後、シャルケでプレーした。
2011年に加入したセビージャでブレイク。2014年にはバルセロナへ引き抜かれ、スター軍団の一員として数々のタイトル獲得に貢献した。
2020年にセビージャへ復帰。2023年には9年ぶりに再びELのタイトルを勝ち取り、昨季の冬にはサウジリーグのアル・シャバブへ加入する。
ただ半年で退団し、今季からはハイデュク・スプリトへ。36歳にしてキャリアで初めて母国クロアチアでプレーすることとなった。