史上初めてFIFAワールドカップ(W杯)出場を決めたウズベキスタン代表だが、過去にW杯優勝を成し遂げた名将が新監督に就任するかもしれない。
ウズベキスタンメディア『ChampionatAsia』は今月13日、同国サッカー協会がドイツ人指揮官ヨアヒム・レーヴ氏と交渉を開始したと報じた。
レーヴ氏は2006年にドイツ代表監督に就任して以降、同国の黄金期を牽引して2014年にはW杯優勝に導いた。ドイツ代表で198試合もの試合を経験した世界的名将は、2021年に代表チームの指揮官の座を退いてからしばらくサッカーの現場から離れている。
同メディアによると、初のW杯の舞台に意気込むウズベキスタンは、世界的名将を招へいして国際舞台での躍進を狙っているという。
レーヴ氏がウズベキスタン代表監督のオファーを受け入れた場合は、現在同国代表を率いているティムル・カパーゼ監督がコーチングスタッフとして入閣する予定だ。
近年、アジアで飛躍的に実力を伸ばしているウズベキスタンに、元W杯チャンピオンの監督が就任することになれば、今後日本代表にとっても脅威となるかもしれない。