2026年W杯予選を世界最速で突破した日本代表。
6月に行われる予選残り2試合に向けた招集メンバーを23日に発表した。
事前の報道通り、森保一監督は、何人かの主力選手たちに代わって、新たなメンバーも呼び寄せている。
そうしたなか、中国の『163』は、「日本代表は露骨な骨抜きで、主力選手7人を招集せず。最悪の場合、中国代表は全勝しても敗退」と伝えていた。
「先日、日本代表は最新の代表メンバーを発表したが、誰もが驚いたことに、ヨーロッパでプレーする多くの主力選手が選ばれず、完全に『Bチーム』で戦うことになった。
日本代表はすでにW杯出場権を獲得しているため、大幅なメンバー変更を行った。主力選手である板倉滉、守田英正、田中碧、堂安律、三笘薫、伊東純也、伊藤洋輝(※負傷離脱中)らは、いずれも外れた。
その代わりに、日本のJリーグでプレーする多くの新人が初招集された。
しかし、日本の『露骨な気の緩み』は、中国にとって間違いなく悪いニュースだ。
中国はインドネシアとの直接対決が控えているが、得失点差で大きく差をつけられているため、アウェーで予想外の勝利を収めたとしても、順位は相手を上回ることはできないだろう。
したがって、中国が上位4位以内に入り、プレーオフでW杯の切符を獲得したいのであれば、2つの条件を同時に満たす必要がある。
1つ目は、バーレーンに勝つこと。2つ目は、日本がホームでインドネシアに負けないこと。
中国が最終戦をホームで戦うことを考慮すると、バーレーンに勝てる可能性は比較的高い。もともと、日本がインドネシアに負けるはずがないというのは、ほぼ当然のことだった。しかし、日本の徹底的なローテーションにより、帰化選手を多数擁するインドネシアに勝てるかどうかが大きな疑問となっている。
前回のW杯予選では、突破を決めていた日本がホームでの最終戦でベトナムと1-1で引き分けるという予想外の結果を喫したことはご存じの通り。
ベトナムよりはるかに実力のあるインドネシアが、日本相手に思わぬ形で勝点3を獲得することも不可能ではない。
たとえ中国が2連勝して勝点6を獲得したとしても、得失点差で不利なため、中国はインドネシアの後塵を拝してW杯出場権を失ってしまうだろう」
中国は日本代表との2試合で計10失点したため、得失点差マイナス13でグループCの最下位(勝点6)。6月の残り2試合では勝点9のインドネシア、勝点6のバーレーンと対戦する。
日本がインドネシアに負けた場合、中国は2連勝しても予選敗退になると危惧しているようだ(グループ3・4位はプレーオフ、5・6位は敗退)。