リヴァプールで日本代表MF遠藤航とともにプレーしていたポルトガル代表FWディオゴ・ジョタ。
3日にスペインで起きたランボルギーニが大破する事故により、弟アンドレ・シウヴァとともに亡くなった。
28歳のジョタは、結婚披露宴をしたばかりで、2012年に結婚していた妻ルーテさん、そして、4歳、2歳、7か月の幼い子供が3人残されることになった。
ポルトガルが誇る世界的名将ジョゼ・モウリーニョ監督は、『CMTV』でこう語っていたそう。
「サッカーファミリーの結束、まさにその通りだ。ディオゴと弟への賛辞は、これからも時を超えて続いていくだろう。特にクラブと代表チームで重要な地位を築いたディオゴへの賛辞は。
しかし、私は彼がどんな選手だったのか、弟がどんな選手になれたかということに目を向けることはできない。
父親なしで育つ子供たち、最愛の人を失った妻、二人の子供を失った両親のことばかり考えている。他のことを考えることができない。
重傷でキャリアを終える選手もいれば、心臓疾患でキャリアを終えても生き続ける選手もいる。
今回の件でポルトガルは重要な選手を失った。リヴァプールも、そして世界のサッカー界も。選手は毎日生まれているが、ディオゴとアンドレはそうではない。
私にとって、本当の悲劇はそこにある。夫、息子、両親の教育、そして両親の人間性」
大切な存在を失った遺族に思いを寄せていたようだ。
ジョタとシウヴァはポルトガルの強豪ポルトに所属していたことがあり、モウリーニョ監督もポルトを指揮したことがあるが、直接指導したことはない。