現地時間4月30日、リオネル・メッシが所属するインテル・マイアミはCONCACAFチャンピオンズカップの準決勝を戦った。
ヨーロッパにおけるUEFAチャンピオンズリーグと同じ位置付けであり、北中米のクラブチームNo.1を決める大会であるCONCACAFチャンピオンズカップ。
アメリカのMLS(メジャーリーグサッカー)に所属するマイアミは順調に勝利を重ね、準決勝進出を決めた。
対戦相手は同じくMLSで、日本人GK高丘陽平が所属するバンクーバー・ホワイトキャップス。4月24日に行われた1stレグを0-2で落としたマイアミは、2点差を追いかける厳しい状況の中、2ndレグを迎えた。
マイアミのスタメンにはメッシの他、ルイス・スアレスやセルヒオ・ブスケツ、ジョルディ・アルバらが名を連ね、本気のメンバーで挑んだ。
しかし、フル出場した高丘の好セーブもあり、結果は1-3の完敗。2戦合計のスコアは1-5となり、逆転での決勝進出は叶わなかった。
これにより、バンクーバー・ホワイトキャップスの決勝進出が決定。決勝は6月1日に開催され、明日行われるクルス・アスル対ティグレスの勝者と対戦する。
バンクーバーの守護神として継続的に活躍しながらも日本代表には招集されたことがない高丘。
この大会で頂点に立ち、来年北米で開催されるワールドカップに滑り込みでメンバー入りすることはできるだろうか。