路上でサッカーをしていた少年が、近くに住む男性から暴行を受ける事件が発生した。
事件は5日の午後、ドイツのバイエルン州ウンターアルゴイ群にあるゾントハイムのフレッヘンリーダー通りで起きた。
ドイツ紙『Münchner Merkur』の報道では、サッカーをしていた子どもたちと56歳の男性住民との間でトラブルが発生し、14歳の少年が木の棒のような物で殴られ、負傷したのだという。
警察によると、男性は路上でサッカーをしていた子どもたちに対して不満を抱いて口頭で注意したが、子どもたちはそれを無視した。
その後事態はエスカレート。男性は怒りを爆発させ、少年の1人に暴行を加えたとされている。少年は軽い怪我を負ったが、命に別条はないとのこと。
また男性は子どもたちに対して、脅すような態度を取ったともされている。その後、子どもたちの通報を受けた警察が現場に駆け付け、男性を傷害の疑いで捜査を行っている。
さらにこの事件の後には、新たなトラブルも発生したようだ。少年の保護者と見られる人物が男性に対して侮辱や脅迫をしたとされ、この保護者に対しても侮辱の疑いで捜査が進められている。
警察は現在関係者からの事情聴取を含め、事件の詳しい経緯を調べている。