
デンマークのスポーツブランド『hummel』は18日、8月7日(木)にエディオンピースウイング広島で開催される「HiFA 平和祈念 2025 Balcom BMW PEACE MATCH」のエキップメントパートナーとしてユニフォームを担当。
広島市役所での記者会見にて、広島と長崎のU-15選抜が着用するピースユニフォームを発表した。
ピースマッチ「HiFA 平和祈念 2025 Balcom BMW PEACE MATCH」は、2019年に広島と長崎の中学生の試合でスタート。今年も8月7日にエディオンピースウイング広島で、両県のU-15選抜の試合がピースマッチとして開催される。
昨年までは、原爆ドームと平和祈念像をモチーフに、被爆者への追悼や平和への願いを込め、戦争の恐ろしさも踏まえたデザインで発表されてきたピースユニフォーム。
今年2025年は被爆80年、日本においては平和80年をも意味することから、広島と長崎の記憶を次世代に繋ぐため、「PEACE ∞ FOREVER」(末広がりの平和を繋げる)をコンセプトに、着用する選手も平和になれる、やわらかいタッチのイラストで平和を表現したユニフォームを目指したという。




従来のピースユニフォームでも採用した広島県と長崎県の平和の象徴に加え、折り鶴や鳩、デイジーなど平和のモチーフを、シャツの全面にイラストで散りばめ、背面にはこの試合のメッセージでもある「SHARE THE PEACE」をプリント。

未来を担う若者たちに、平和への感謝と讃えあう“PEACE”の精神を持ってほしい、“PEACE”な世界をつくってほしいという想いが込められた。
また、胸には平和都市・広島に設立された最初の国連機関である国連訓練調査研究所(ユニタール)のロゴが入り、平和の発信を後押しする。

「HiFA 平和祈念 2025 Balcom BMW」は、U-15男子によるピースマッチをメインに、U-17男子による国際ユース、U-16女子やU-12 によるサッカーフェスタなど、サッカーを通して広島から平和の尊さを発信する目的で開催。
今回から、開催時期を8月から来年2月まで広げ、時期にとらわれずに平和を発信できる大会とし、U-18男子とU-22大学女子のピースマッチも新設。U-15男子によるピースマッチは、8月7日(木)16時より、エディオンピースウイング広島で行われる。