韓国で開催された東アジアE-1選手権。日本代表は、15日に行われた地元韓国戦に1-0で勝利し、大会2連覇を決めた。
今大会の男子の試合は、すべて京畿道龍仁市の龍仁ミルスタジアムで行われたが、3万7000席あるスタンドには空席が目立った。
日韓戦には1万8418人が詰めかけたものの、韓国紙『Sports Korea』や『OSEN』は、こう伝えていた。
Sports Korea
「日韓戦の観客が『2万人」以下?E-1、『ドル箱試合』でさえ惨敗。
韓国人の血を沸騰させる日韓戦さえも興行に失敗した。開催のたびにほぼ完売していた代表戦も、E-1では力を発揮できず。
この日の観客動員数も期待外れだった。ホン・ミョンボ監督にとっては、国内選手を積極的にテストする機会となったが、ソン・フンミンやイ・ガンインといった個人ファンの多い選手の不在は観客動員にとって致命的だった。
韓国代表がホームで行う代表戦は、約6万人を収容できるソウルワールドカップ競技場でも完売、もしくは完売に近い状態だ。
しかし、この日、龍仁ミル競技場の座席はどこも空席だった。約3万7000人を収容できる同競技場での韓日戦の公式観客数は1万8418人だった。
ホームゲームとはいえ、交通の便の悪さ、平日の試合であること、そして何よりも欧州でプレーするスーパースターの不在が目立った。
スポーツファンならずとも血のにじむ『日韓戦』でさえ、観客数は2万人にも満たなかった。
E-1は興行的に大失敗に終わり、果たしてこのスタジアムが日韓戦にふさわしいものだったのかと疑問に思うほどだった」
OSEN
「大屈辱。韓国は日本に史上初の3連敗を喫した。1万8418人の観衆のほとんどが一方的に韓国を応援した。だが、期待された同点ゴールは生まれなかった。後半は韓国が優勢に試合を進めたが、決定力が欠けていた」
韓国がライバルの日本相手に3連敗するのは史上初めてのこと。
興行的にも大失敗だったと憂いているようだ。