39歳になった現在も活躍を続けているアル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。
2021年夏に古巣マンチェスター・ユナイテッドに電撃復帰するも、2022年末に喧嘩別れのような形で退団することになった。
当初、ロナウドはユナイテッドの宿敵であるマンチェスター・シティへの加入が近づいていた。そのロナウドをユナイテッドにさらわれたシティだが、1年後にノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを獲得。ジョゼップ・グアルディオラ監督が待ち望んでいた本格化ストライカーは、すさまじいゴールラッシュを見せている。
そうしたなか、ロナウドがユナイテッドに復帰した当時の監督だったオーレ・グンナー・スールシャールは、オスロでのビジネスフォーラムでこんな話をしていたそう。
「クリスティアーノ・ロナウドは過去15年間で世界最高の選手の一人だ。私は彼と一緒にプレーした。彼はマンチェスター・ユナイテッドでプレーした。彼はこのクラブでの歴史があり、ユヴェントスを去る彼をマンチェスター・シティに渡すことはできなかった。
あそこ(シティ)でなら彼はハーランドよりも多くのゴールを決めただろう。だからこそ、私はクリスティアーノと話し合ったんだ。彼をユナイテッドに連れてきたが、ロッカールーム全体やそこでの力学に影響したかもしれない。
ほかの選手たちは、(自分たちの)重要性が減ったと感じたかもしれない。
ロナウドがシティに移籍していたら、ハーランド以上にゴールを決めていたと話していたようだ。
なお、ノルウェー代表だったスールシャールは、モルデの監督時代にハーランドを指導した経験もある。