今月22日、ラ・リーガのレアル・マドリーはクロアチア代表MFでクラブの10番ルカ・モドリッチの退団を発表した。
現在39歳のモドリッチは今年6月30日までの契約が残っているが、その契約を来月14日からアメリカで開催されるFIFAクラブW杯終了後まで延長することで合意した。
モドリッチは2012年にプレミアリーグ・トッテナムからマドリーに加入。
これまでの13シーズンで公式戦590試合に出場し43ゴール95アシストを記録し、クラブ最多となる計28タイトルを獲得した。その内訳はUEFAチャンピオンズリーグ6回、クラブW杯6回、UEFAスーパーカップ5回、ラ・リーガ4回、国王杯2回、スペイン・スーパーカップ5回である。
また、個人としては2018年にバロンドール、FIFA年間最優秀選手賞、UEFA欧州年間最優秀選手賞を受賞。世界のプロサッカー選手による投票だけで決まるFIFA /FIFProワールドイレブンに6回、UEFAチャンピオンズリーグの最優秀MFにも2回選出された。
代表では、クロアチア史上最多の186試合に出場。2018年のW杯ロシア大会では準優勝、続く2022年カタール大会では3位に輝き、両大会でそれぞれ、ゴールデンボール賞とブロンズボール賞を受賞した。
大成功の13シーズンを過ごした39歳が、これからどのような新天地に飛び立つのか注目だ。