かつて清水エスパルスやガンバ大阪などでプレーし、Jリーグ得点王にも輝いたブラジル人FWアラウージョ。

2014年に現役を引退した後、2016年にピッチへと復帰し、アメリカやブラジルの下部リーグでプレー。

そして2017年に改めて引退を表明していたが、今年8年ぶりに再びスパイクを履くことを決めた。

彼が加入したのは、自身がユース時代を過ごしたアトレチコ・ド・ポルト(通称ポルト・ジ・カルアル)というクラブで、8月30日から開幕するペルナンブコ州リーグ2部を戦う予定となっている。

47歳という年齢で現役復帰を決めたアラウージョは、『Globo Esporte』のインタビューに対して以下のように語っていたようだ。

「私の目標は、このポルトをペルナンブコ州リーグ1部に昇格させることだ。ただブラブラとプレーしたいわけではないし、送別会やパーティに来ているつもりもない。

GPSのトラッキングデータでも、フィジカルトレーニングでも、チーム内で常にトップクラスだよ。

私の目標は、最も多くのゴールを決める選手になることだ。ストライカーにはそのような資質が求められる。

このチームに貢献するために、そして特にフィールド上でできる限りの力になるため、ここにやってきた。常に他の選手と話し合って、彼らが成長できるようにアドバイスをしているよ」

なお、ペルナンブコ州リーグ2部は10チームを2つのグループに分けて行われるシステム。

まずはそれぞれのグループ内でホーム&アウェイの2試合を行ったあと、上位2チームが決勝トーナメントへ進み、そこで優勝した1チームが1部へと昇格する。また、各グループの下位1チームが3部へと降格する予定だ。

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