羽生、紀平が見せる進化の過程。フィギュア4回転時代に求められる「理想」のスケートとは?

羽生、紀平が見せる進化の過程。フィギュア4回転時代に求められる「理想」のスケートとは?
       

男子に続き、女子も本格的な4回転時代に突入した。国際スケート連盟(ISU)は2018-19シーズンから大幅に、今オフにもいくつかのルール改正を行っている。これらのルール改正から見える「理想のフィギュアスケート」とは、いったいどのようなものだろうか。“技術”か、“芸術”か、それとも――? 羽生結弦、紀平梨花が見せる進化の過程を、私たちはしっかりと目を見開いて見届けていきたい。

(文=沢田聡子、写真=Getty Images)

女子にも訪れた4回転時代 今季のルール改正も高難度ジャンプの後押しに

平昌五輪の前から急速に4回転ジャンプの本数が増えた男子シングルに続き、今季から女子シングルも勝つためには4回転ジャンプが必須となってきている。エテリ・トゥトベリーゼ コーチ門下で4回転ジャンプに磨きをかけるロシアの少女たちがジュニアからシニアに上がってきた今季、女子は一気に4回転時代に突入した。浅田真央さんなどの例外を除き、女子シングルでは長年3回転―3回転が最高難度のジャンプであり続け、ジャンプを後半で跳んだり、跳ぶ時に手を上げたり(タノジャンプと呼ばれる)することで加点を狙うのが高得点を挙げる方法だった。昨季はトリプルアクセルを試合で跳び続ける数少ない女子の一人・紀平梨花がグランプリファイナルを制したが、今季の4回転出現に伴う状況の変化は驚くほど急激だ。

グランプリシリーズ初戦・スケートアメリカでは、現状4回転の中で一番難しく、男子でも数人しか跳べない4回転ルッツをフリーで2本決めたアンナ・シェルバコワが優勝。第2戦のスケートカナダは、ルッツを含む3種類4本の4回転を組み込んだアレクサンドラ・トゥルソワが制した。女子はショートプログラムで4回転を跳ぶことができないため、シェルバコワはショート4位、トゥルソワはショート3位から逆転しての優勝で、4回転の破壊力がいっそう際立つ。スケートカナダでは、ショートで1本、フリーで2本のトリプルアクセルを跳んだ紀平ですらトゥルソワに及ばず2位に終わった事実は重い。 


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