有名なのは、大阪・守口市立梶中学校。中川家の剛と礼二、ますだおかだの増田英彦、落語家の桂三度が卒業生だ。中川家は、初代「M-1グランプリ」王者。翌年にその頂に立ったのが、ますだおかだ。三度は、「3の倍数と3が付く数字の時だけアホになります」のギャグで、別称・世界のナベアツとして一世を風靡した。
大学では、大阪芸術大学。
>>こんなに多い、芸能人同士のクラスメイト 朝ドラで人気の俳優とまさかの芸人も<<
M-1、R-1、KOCに「女芸人No.1決定戦 THE W」を加えた、全メジャー賞レースで好結果を生んだ学校が存在する。
素人時代からの妙縁は、せいやとヒコロヒー。エンタメライターが言う。
「ヒコロヒーは大学主催のお笑いイベントに出演して、松竹芸能の関係者の目に留まって名刺をもらって、後に所属。その2年後、せいやさんが1回生の時に出場した時の審査員がヒコロヒー。イベントでは松竹の先輩のなすなかにしと一緒に審査員席に座っていて、せいやのペアに100点満点を出しています」
せいやは昨年、近畿大学の入学式にサプライズゲストで登場。式典のMCを務めた。今年は、同じくOBの音楽プロデューサーのつんく♂が3年ぶりに式典の総合プロデュースを担当し、書き下ろしたオリジナル曲「Get the Glory~もっと未来へ!~」を発表。午前と午後の2部制だった式典には、せいやとナダルも参加している。
3人目のチャンピオンが出てもおかしくない近畿大学。次代のお笑い界を担うタマゴたちはすでに、腕を磨いているだろう。
(伊藤由華)