13日、デジタル大臣、内閣府特命担当(デジタル改革、消費者及び食品安全)大臣、国家公務員制度担当大臣を兼務する河野太郎氏が自身の公式X(旧ツイッター)アカウントに投稿し話題となっている。

 河野大臣は、「今日の11時半に、辞表取りまとめの閣議。
『私儀 このたび都合により辞職いたしたくお願い申し上げます 国務大臣河野太郎 内閣総理大臣岸田文雄殿』という辞職願に署名しました」と投稿。続けて「別に都合悪くはないんですが」と綴った。

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 岸田文雄総理大臣は同日午後に内閣改造を行い、第2次岸田第2次改造内閣が正式に発足する。河野大臣はデジタル相として留任と各メディアが伝えている。

 これを受けてSNSには「え?と思ったけど、こういうやりとりを一旦しないといけないって事なのね」「留任でも1度辞職という段取り踏むんだね」「コレ不思議よね。留任なのに一旦辞めた形になるの」と反響。


 内閣改造は、総理大臣がすべての国務大臣の辞表を取りまとめ、国務大臣を新たに任命するという形式をとっている。留任する者には辞表を返還する。河野氏の投稿には一転して辞任するのかと勘違いする反応も見られたが、この独特の制度に疑問の声も上がっていた。