女優の吉田羊との連泊スキャンダルを糧にできるか−−。きのう17日、Hey!Say!JUMP中島裕翔の主演ドラマ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』(フジテレビ系)がスタートした。

プロ棋士になる夢をあきらめた主人公の中島演じる一ノ瀬歩が総合商社で働くこととなり、仕事に向きあう姿を描いたヒューマンドラマ。中島は、同局のゴールデンタイムで初主役となる。

 そんな中島は、ジャニーズアイドルのなかでかなりエリート。04年に弱冠10歳で入所した翌(05)年、いきなりドラマデビューをはたしている。小学生の時点で、ドラマ、ミュージカル、バラエティ番組に出演する機会を相次いでゲット。“典型的なジャニーズ顔”として注目された。
デビュー時は165cmほどしかなかった身長も、22歳の今では178cm。18歳から、男性ファッション誌『FINEBOYS』のモデルも務めている。

 JUMP加入後はセンターの山田涼介に後塵を拝したが、19歳で再びビッグチャンスが到来。13年、社会的現象となったドラマ『半沢直樹』(TBS系)に出演。この“半沢効果”がのちの役者人生で功奏し、連ドラ、主演ドラマがコンスタントに決まり、今年はNEWS・加藤シゲアキの私小説『ピンクとグレー』の初映画化で、主役に抜てき。週刊誌に狙われるほどのタレントになった。


 小学生からスター街道を走ってきた中島だが、さらに驚くのは育ちの良さ。ぶっちゃけ、お金持ちのお坊ちゃまなのだ。幼年期から乗馬をはじめており、かなりの腕前。自宅には庭があり、しょっちゅうバーベキューパーティーを開いていた。ほかにも、ドラム、ジーパン、タップダンス、スニーカー、ベース、ピアノなど多趣味。収集癖があるようだが、それが許される環境下だった。


 最近の趣味は、もっぱらカメラ。JUMPのライブはもちろん、外出する際には必携で、メンバーの素顔を撮りまくっている。その写真はアイドル雑誌の連載などで披露しているが、驚くのはその所持台数だ。ミラーレス一眼と一眼レフの両方を所持しており、レンズは2台、本体はなんと、27機も持っている。さらに、レンズを保存する防湿庫まであり、プロカメラマン顔負けだ。

 そんな“セレブなお坊ちゃま”中島に、普通の社会人を演じられるのか、はなはだギモン。
苦戦が予想される“日9”枠でどれだけの結果を残せるか、注目される。