中国メディアの看看新聞は29日、安徽省蕪湖市の赭山公園のサル山で、ハトがサルたちに虐待されて死亡する出来事があったと伝えた。

ネット上に投稿された動画には、1羽の白いハトがサル山のサルたちにかまれたり、手で毛をむしられたりし、来園者から「すごく残酷だよ」などの声が上がる様子が映っている。

ハトはその後、水の中に落とされたという。
サル山に迷い込んだハトが虐待され死亡―安徽省蕪湖市
サル山に迷い込んだハトが攻撃され死亡

公園の担当者は「騒動に注目し、管理者に連絡した。ハトは公園内で飼育していたもので、すでに死んでおり、無害化処理をした」と説明。「今後、同様の状況の発生をどのように予防するかについて検討する」としている。

なお、中国では先日にも、雲南省昆明市動物園でサル山のサルが猫を「性的虐待」したとする動画が拡散し、物議を醸していた。(翻訳・編集/北田)