台湾メディアの三立新聞網は10日、日本を旅行した中国人観光客が勘違いにより嘲笑を浴びていると報じた。

記事によると、中国のSNS・小紅書(RED)でこのほど、日本を旅行で訪れたという中国人ユーザーが「日本で中国の特色を目撃した」と投稿した。

同ユーザーが日本で目にしたのは「バス専用レーン(車線)」で、中国の道路だけにあるものと勘違いしたのか「これは日本が中国をまねしたのか?」とつづった。

三立新聞網の記事は「中国には海外に出かけたことがなく、自国に不思議な自信を持っている国民も多い」と皮肉交じりに述べた上で、「多くの国では一部の道路にバス専用レーンを設置して、ラッシュ時にスムーズな乗客輸送ができるように配慮している」と説明した。

その上で、この投稿は同じ中国人からも嘲笑の対象になったとし、同ユーザーの投稿に対して中国のネットユーザーから「うそとパクリが最もひどい国がどこか、まだ分からないのかい?」「海外に行くまで、この世界に中国しかないと思ってたわ」「初めての海外なら、君は悪くないさ」などの声が寄せられたことを伝えている。(翻訳・編集/北田)