中国物流購買連合会は23日、「中国食材サプライチェーン発展報告書(2024)」を発表しました。同報告書によると、中国の食材消費需要は安定した成長を続けており、食材サプライチェーンの企業チェーンは徐々に川上産業に向かって伸びていることが分かりました。

報告書によると、23年の中国の食材消費規模の成長率は顕著で、飲食食材の消費規模は前年比20.45%増の2兆1200億元(約44兆5200億円)、小売食材の消費規模は同7.66%増の7兆2500億元(約152兆2500億円)に達しました。飲食市場の回復・発展により、飲食業のチェーン化率が上昇し、中国の食材消費は「量主導」から「質主導」へと徐々にシフトしています。

中国物流購買連合会の崔忠付副会長は、「中国は世界最大の食材消費市場で、食材の生産量は世界の約4分の1を占めている。世界的に食材貿易が減速する中、中国の食材消費市場は23年に前年比10.31%増の9兆3700億元(約196兆7700億円)に達し、需要は安定的に増加し続けている」と述べました。(提供/CRI)