2025年の元日は水曜日だったため、中国では当日だけが休日となり、振替休日がなかった。そのため連休にはならなかったが、代わりに週の真ん中である水曜日が休みの「週休三日」となった。
今年の元日は振替休日がなく、当日だけが休日となった。このような休日のスケジュールに、多くのネットユーザーの間で議論が巻き起こり、「元日で週休三日制が実現」という話題がネット上で検索トレンド入りした。多くのネットユーザーは「水曜日が休みだと気分が全然違う」との声を寄せている。
休みが1日増えただけで、多くの人が「毎日希望に満ちるようになり、充電が完了した後の良い気分、もしくはもうすぐ休みという希望を胸に家を出ることができ、好循環になる」と感じている。
多くのネットユーザーは、「水曜日が休みなので、日曜日はブルーにならなかった。普段は日曜日になるといつもブルーになっている。水曜日が休みになるだけで気分がすごくいい」との声を寄せている。
「週休三日制」導入済みの企業も
旅行サイト・携程集団の創業者の一人である梁建章(リアン・ジエンジャン)董事局主席は12月18日に講演会で、「当社は一層フレキシブルな『週休三日制』の働き方、又は勤務時間の短縮を積極的に模索している。そのようなフレキシブルな働き方は、仕事の効率だけでなく、従業員の満足度も高めることができる」と語った。
近年、多くの企業が「週休三日制」や「週休二日半制」、「ハイブリッドワーク」といった働き方を打ち出し、そのような発表があるたびに、ネットユーザーの間で大きな話題となっている。
実際のところ、世界の一部の国や企業が「週休三日制」の導入をすでに試みており、水曜日を休みとするケースもある。現時点での反応を見ると、そのような働き方は、確かに従業員の仕事の効率を高めることができる。そのため、多くの人が仕事と生活の両立について改めて考え、今後の働き方の変化に期待を膨らませるようになっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)