中米経済貿易協議メカニズムの第1回会議が現地時間9日午後、英ロンドンで始まりました。何立峰副総理が米国側の代表と協議を行っています。

今回の協議は両国首脳の戦略的な意思疎通を実行に移すことを目的としています。中国の習近平国家主席は5日夜、米国側の要請に応じてトランプ大統領と電話会談を行い、双方の交渉チームが引き続き5月にスイスのジュネーブで行われた中米貿易協議で達成したコンセンサスを着実に実行し、いち早く新しいラウンドの協議を進めることで合意しました。

両国各界と国際社会は今回の協議に緊密に注目しており、中米の経済貿易関係は両国にとって重要な意義があるだけでなく、世界経済の安定と発展にも重要な影響を及ぼしていると考え、中米の今回の協議がジュネーブ協議を踏まえて、意見の相違に一層適切に対処し、協力を強め、両国の経済貿易関係の健全な発展を推進することを期待しています。

英政府報道官は8日、英国は自由貿易を提唱しており、貿易戦争はいかなる国にとってもメリットがないとし、中米の貿易協議を歓迎すると表明しました。

ロイター通信やスカイ・ニュースなどの英メディアは、「ロンドンで行われた中米の新しいラウンドの協議は各界の高い関心を集めている。中米が対面での対話を展開することは双方の経済貿易関係を強化し、相互理解と信頼を深めるのに役立つだろう」と指摘しました。(提供/CRI)

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