中国商用飛機の賀東風(ホー・ドンフォン)会長は19日に行われた2025年中国聯通(チャイナユニコム)協力パートナー大会で、「中国の国産大型旅客機はすでに産業化発展の新たな段階に入った。中国商飛は大型旅客機産業における5Gと人工知能(AI)の実用化を引き続き推進していく」と述べた。

賀会長は、「AI技術の進化が加速している。2018年以降、中国商飛は協力パートナーと提携して5GやAIなどの次世代通信技術と大型旅客機の開発との融合・イノベーションを踏み込んで推進してきた。協力パートナーの支援により、中国商飛が相次いで世界初の5G産業パークや中国国内初の5Gフル接続工場などを建設してきた」と語った。

中国国家データ局の陳栄輝(チェン・ロンフイ)副局長は同大会で、「中国はすでに技術的に世界をリードし、規模が世界最大の情報通信ネットワークを構築しており、5Gの応用は国民経済の97分類のうち86分類に融合している。中国では大規模AIモデルの構築と細分化されたシーンでの応用が急速に進められており、エネルギー、教育、交通、医療などの各分野をカバーしている」と指摘した。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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