パンダ債は、現時点で累計発行規模が1兆元(約20兆5000億円)を突破し、発行機関は90社を超えています。パンダ債を含む人民元建て国際融資の規模は世界2位です。

パンダ債とは、外国の企業や政府などが中国国内の債券市場で資金を調達するために発行する人民元建て債券のことです。

アジアインフラ投資銀行(AIIB)はこのほど、銀行間債券市場で20億元(約410億円)のパンダ債を発行しました。期間は2年です。

今年は、AIIIBのほか、新開発銀行やアフリカ輸出入銀行など多くの国際開発機関が相次いでパンダ債を発行しています。国際的に著名な発行体が長期にわたって中国で発展を遂げ、引き続き中国市場を深耕していく確固たる自信を反映しています。

パンダ債は中国内外の投資家に良質の人民元資産を提供しています。収益の安定性や多様な資産配分ニーズを満たすなどの特徴により、パンダ債投資家構造は絶えず豊かになり、全体の約4分の1を外資系銀行と海外投資家が保有しています。(提供/CRI)

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