中国のSNS・小紅書(RED)にこのほど、「これはきれい好きなのか、きれい好きじゃないのか?」との投稿があり、反響を呼んだ。

投稿者の女性は「この光景を見て衝撃を受けた。

座席には衛生のために不織布のシートがかぶせられているのに、床は…?」とつづり、走行中の高速鉄道の車内で撮影した写真をアップ。写真には乗客が降りた後の空席が写っており、座席に使い捨てのシートカバーがかかっている一方、座席下には弁当の容器や紙くずなどのごみが散乱していることが分かる。

中国では最近、「高速鉄道の座席のカバーは頻繁に交換されないため不衛生」との投稿が大きな話題となり、SNS上では「短パンでは(足が直に触れるため)乗ることができない」などの声が相次いだ。そうした背景からECプラットフォームでは高速鉄道の座席にかぶせる使い捨てのシートカバーが飛ぶように売れており、乗車の際に持参する客も少なくないという。

自分の体に触れる部分の衛生には気を遣いながら車内にはごみを放置していくという二面性を指摘した投稿に、ネットユーザーからは「わがままなきれい好き」「道徳心のないきれい好き」「偽の潔癖」「自分勝手の極み」「自分は清潔でいたいけど他人のことは汚染するという…(泣)」「これぞ利己主義の具現化」「自分さえ良ければ良いという典型」「きれい好きだからってモラルがあるとは限らない」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)

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