30日午前8時25分頃にロシアのカムチャツカ半島沖で起きたマグニチュード(M)8.8の地震をめぐり、日本のテレビ局の報道が中国で話題になっている。
在日中国人ブロガーの陳生大王氏は「今日、日本で津波が発生したが、日本のテレビ局の報道をお見せする。
同氏はまず「テレビは関連情報を得る上で非常に有用だ。外国人で日本語が聞き取れない場合は言語切り替えで英語に変更することができる」とし、実際に操作して英語に切り替えて見せた。また、日本語が少し分かるものの聞き取りが苦手な場合は日本語の字幕をテレビ画面に表示することができるとも説明した。
また、「もう一つ、ものすごく役立つと思うもの」として、リモコンの「dボタン」を活用する方法を紹介。「このボタンを押すことで全ての情報、特に自分がいる現在地の情報を入手することができる」とし、視聴者の所在地の河川水位、津波到達時間、地震の震度、避難所の開設情報、地下鉄の運行状況などが表示されることを説明した。
同氏は「これは高齢者や情報入手能力の低い人々にとって特に親切。もしこのような警報や通知機能があれば、大雨や洪水などの自然災害に遭った際、確かな情報をみんなが素早く取得し、自力での対応も早くなるはず」と述べた。
この投稿に中国のネットユーザーからは「素晴らしい機能だ」「本当にすごくよくできている」「実用的」「本当に国民の役に立つ情報だ」「(日本は)着実に物事を遂行する国」「中国のテレビはまず開くのに広告を30秒見ないといけない」「日本にいるけど、スマホに中国語で警報が届いた!」「あなたの投稿からは真の日本の情報を得られる。来年必ず日本に行く」といったコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)