国務院報道弁公室は8月19日、「第14次5カ年計画(2021~2025年)」の高い質での達成をテーマとするシリーズ記者会見を開き、この5年間のスポーツ強国建設で収めた成果を紹介しました。

記者会見での紹介によると、「第14次5カ年計画」期間中、スポーツ産業は着実な発展を遂げました。

2023年の全国スポーツ産業の規模全体は3兆6700億元(約75兆5000億円)に達し、年平均成長率は10.3%でした。また、スポーツ産業の付加価値額は年平均11.6%の速度で増加し、2023年にはGDPに占める割合が1.15%に達しました。さらに、スポーツサービス業が急速に成長し、その付加価値のスポーツ産業全体に占める割合は2020年の68.7%から2023年には72.7%にまで上昇しました。このほか、40の国家スポーツ消費試験都市では、2020年から2023年にかけての住民のスポーツ消費総額は1000億元(約2兆600億円)以上増加しました。

中国は「第15次五カ年計画(2026~2030年)」の期間中も、高いレベルの国際スポーツ大会を引き続き開催します。すでに陸上、水泳、体操、重量挙げ、スノーボード、フリースタイルスキーなどの世界選手権大会の開催が決まっており、さらに多くのワールドカップのステージ大会、シリーズ戦、ポイント戦を誘致する計画です。中国は、各種の国際スポーツ大会の開催を通じて、各国および地域との交流を強化し、経済と社会の発展に役立てると共に、人々の社会と文化の生活を絶えず豊かにしていくことを目指します。(提供/CRI)

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