中国物流購買連合会は9月2日、8月の中国物流業景気指数を発表しました。消費促進や投資の安定化、民生確保などの政策が効果的に実施されたことに伴い、サプライチェーン、産業チェーンの連動が加速し、需要が持続的に上向き、物流業の景気指数拡張が顕著になっています。

8月の中国物流業景気指数は前月より0.4ポイント上昇して50.9でした。主要サブ指数のうち、需給を反映する業務総量指数と新規受注指数はいずれも拡張を続けています。業務総量指数は年初以来6カ月連続、新規受注指数は7カ月連続で拡張区間を維持しています。また、8月の鉄道運輸業、航空運輸業、郵便宅配業の新規受注指数は、いずれも55を上回る高い水準にあり、空路・陸路・水路を利用する複合一貫輸送と水上運輸業の新規受注指数は前月に比べ大幅な伸びを示しました。

中国物流購買連合会の何輝副会長は、「実体経済をつなぐネットワークである物流の需給状況が回復していることは、経済全体の回復基盤がより強固になっていることを反映している」との見方を示しました。(提供/CRI)

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