中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)経済チャンネルが9月10日に伝えたところによると、中国のショートドラマ作品は目下、世界200以上の国と地域をすでにカバーしており、グローバルなデジタルコンテンツ分野の新たな成長ポイントとなりつつあります。海外で配信されているショートドラマの関連アプリは、目下300種類を突破し、世界累計ダウンロード数は4億7000万回を超えました。
陝西省西安市には目下、600社余りのショートドラマ制作会社があり、作品の受託数やヒット作の生産量はいずれも国内上位を占めています。ショートドラマは投資額と規模が小さく、制作期間が短いという特徴を持つため、撮影現場では各制作チームが分刻みで作業を進めています。豊富なロケ地と設備が整った撮影基地では、すぐに撮影を始めることが可能です。関係者によると、こうした基地への投資額は約1000万元(約2億600万円)で、現在の撮影スケジュールは非常に混み合っており、多い日には最大11組の制作チームが同時に撮影をしているとのことです。特に最近人気を集めている題材の撮影シーンは、需要が供給を上回っています。
ショートドラマの海外進出は現状で主に2種類あります。一つは中国国内で制作されたショートドラマをそのまま外国語に翻訳し、海外の配信プラットフォームで公開する方法です。もう一つは、海外向けに脚本を現地化し、中国国内で撮影を進める方式です。(提供/CRI)