カザフスタンから来たライトレールの運転士29人がこのほど、天津で3カ月にわたる実技訓練を終えた。新華網が伝えた。
列車の点検作業や静的テスト作業、全機能シミュレータ訓練、教官から学ぶ実務見習などを経て、最終的に夜間の実際の運転の練習を終え、29人は地下鉄車両設備の識別、緊急時・故障時の対応技術、列車の運転などをマスターした。

今回の訓練を担当した天津軌道交通集団の教官は29人のために、冬は寒さが非常に厳しいカザフスタンの気候に対応した凍結や降雪を想定して、安全な運転方法や緊急時の対応といった特別訓練も実施した。

中国企業が建設に参加したカザフスタンのアスタナライトレールのプロジェクトは、完成すると中央アジア初の都市ライトレールとなる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)