国務院報道弁公室が9月19日に開いた記者会見では、「新時代の中国における女性の全面発展推進の実践と成果」という名の白書が発表されました。
同白書によると、中国ではHIVや梅毒、B型肝炎の母子感染予防が重大な公共衛生サービスプロジェクトに組み入れられ、2024年にはHIVの母子感染率が1.2%に低下しました。
また2025年6月時点で、18の省や自治区、直轄市の政府は適齢期の女児に無料でヒト乳頭腫ウイルス(HPV)ワクチンを接種しており、毎年女児約500万人が恩恵を受けています。
それ以外でも中国の女性の健康水準は大幅に向上し、2020年には女性の平均寿命が80.9歳にまで向上しました。1995年には10万人あたり61.9人だった妊産婦の死亡率は2024年には76.9%減少して10万人あたり14.3人になり、世界の平均水準をはるかに下回りました。(提供/CRI)