2025年9月24日、台湾メディア・自由時報は、10月1日からの国慶節・中秋節8連休を控え、中国の旅行予約サイトでは日本旅行が一番人気になっていると報じた。

記事は、中国のオンライン旅行会社「去哪児」が発表した、国慶節連休中の中国人観光客に人気の海外渡航先トップ10を紹介。

1位から順に日本、タイ、韓国、マレーシア、ベトナム、インドネシア、オーストラリア、ロシア、シンガポール、イタリアだったと伝えた。

また、米国のAirbnbが発表したデータでも中国人観光客の日本旅行人気がうかがえることを指摘。中国人ユーザーによる9月27日~10月8日の海外宿泊施設検索回数が前年同期比でほぼ倍増し、人気の渡航先は日本、イタリア、フランス、スペイン、ニュージーランド、韓国、インドネシア、オーストラリア、米国、英国だったことを紹介している。

記事は、国慶節シーズン以前から日本が中国人観光客の渡航先として人気を保ち続けており、日本政府観光局(JNTO)のデータによると、8月の訪日外国人客数340万人(前年同月比16.9%増)のうち、中国人観光客が100万人(同36.5%増)と最も多く、伸び率も平均を大きく上回ったことを伝えた。(編集・翻訳/川尻)

編集部おすすめ