2025世界中文大会が2025年11月14~16日、北京で開催されました。160以上の国・地域からの教育高官や大学の責任者、駐中国大使館員ら約2000人が参加しました。
「中外文明の相互理解と中国研究人材の育成」をテーマとした分科会では、中国教育部中外言語交流協力センターが「グローバル若手漢学者の学術共同体」の設立を宣言しました。初年度は複数国からの「新漢学計画」に参加する若手研究者を迎え、中国語の学習・中華文化の研究・文明間の対話をテーマに定期的な交流を行う計画です。「新漢学計画」は2013に発足した海外の次世代漢学者の育成を目的としたプロジェクトであり、これまでに1000人以上の「中国通」の博士号取得者を輩出しています。
また、今大会では、中国語検定試験HSKの改訂版「HSK3.0」が発表されました。従来の6段階から9段階へとレベルが細分化されています。教育部のデータによると、今年上半期に有料でHSK試験を受験した人数は41万人に達し、前年同期より約20%増加しているとのことです。(提供/CRI)











