2026年8月23日、中国のSNS・小紅書(RED)に「日本アニメと中国アニメの違い」について論じた投稿があり、中国のネットユーザーの反響を呼んでいる。

投稿者は、「以前の私は、中国アニメは日本アニメの劣化版、あるいは模倣に過ぎないという印象を持っていた。

中国と日本の作風の違いは、作画やアニメーションだけではなく、作品に流れる感性や文化、美意識に表れる。そして、それは文章を少し読んだだけでもはっきりと伝わってくる。もちろん、それらに優劣があるわけではない。ただ、同じアジアの国であり、文化的ソフトパワーの面ではどこか競い合う関係にもあるからこそ『両者を分ける決定的な基準とは何なのだろう』と考えることがよくある」とした。

また、「中国には昔から日本とは異なる、独自の『特別さ』がある。しかし、それをどう定義すればよいのか。そして文化的背景の異なる相手にも、抽象的な言葉だけに頼らず、納得できる形で説明するにはどうすればよいのか。それがずっと分からなかった。だが最近は、中国アニメに独自の『味』が出てきたと感じることが増えた。それは褒め言葉でもけなす言葉でもない。ただ、一目見ただけで『この作品は同じ文化圏から生まれたものなのだろう』と、ぼんやりと感じ取れるようになったのである」と述べた。

その上で、「それはまるで、成長した子どもの顔立ちの中に、幼い頃の面影をふと見つけるような感覚である。

とりわけ最近公開されたある中国アニメを見た時、その鮮烈な『違い』は、これまでどの日本アニメでも感じたことのないものだった。それは人気の有無とも、作者の力量とも関係がない。努力して身につけられるものではなく、その文化の中で自然に育まれるものなのだと思う。だからこそ、自ら選ぶことも、優劣を比べることもできない」と強調した。

そして、「私はいまだに、その境界を言葉でどう説明すればよいのか分からない。しかし、こうした曖昧でありながら確かな個性を持つ作品がこれからさらに増えていけば、いずれはあえて説明する必要すらなくなるのではないかと思う」と論じた。

この投稿に中国のネットユーザーからは、「中国アニメのほうが感情を動かされる。本当に良い中国アニメを見ると文化的な共鳴というか『自分たちの記憶や文化』とつながる感覚がある」「そうそう。強い感情を託した象徴的なイメージを繰り返し使ったり、想像力豊かな表現や自然と共感できる展開、そしてあえて多くを語らない語り方が中国アニメならではのロマンなんだよね」といった声が寄せられた。

また、「一発で『記憶管理局』って分かった(笑)。もう見すぎて完全に頭がそれになってる。まるで田舎の子が初めて都会のものを食べたみたいな衝撃だった」「『記憶管理局』には、中国ならではの生活感が詰まってる。

地方都市の狭い住宅や制服姿で通う売店、人生を通して付きまとう精神的なプレッシャー…そういう中国社会ならではの土壌が描かれているから、他国のアニメとは大きく違うんだと思う」などと、具体的な作品名を挙げるコメントも見られた。(翻訳・編集/岩田)

編集部おすすめ