サッカーのキリンチャレンジカップ2026の日本対ベネズエラの試合で、終了間際に日本がPK(ペナルティーキック)を献上するも、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入によって逆にPKを獲得し、劇的な勝利を収める珍事があった。

28日に行われた試合はスコアレスで折り返した後半開始早々にベネズエラが先制ゴールを奪うも、直後に伊東純也のクロスに飛び込んだ上田綺世が合わせて日本が同点に追い付く。

そして迎えたアディショナルタイム。鈴木淳之介がペナルティーエリア内で相手選手を倒してPKを献上。ところが、ここでVARが介入し、直前のプレーで久保建英が敵陣のペナルティーエリア内で足を踏まれて転倒していたことが確認され、逆に日本にPKが与えられることに。これを上田が冷静に蹴り込んで、日本が劇的な逆転勝利を収めた。

怒り心頭のベネズエラは試合後に審判に猛抗議し、整列や握手も拒否した。ベネズエラのビスカロンド監督はPK判定が覆ったことについて「非常に驚いた」とコメント。そのほかにも、試合を通じての審判のジャッジに納得がいかない点が多かったと漏らし、「私たちへのリスペクトが欠けていたと感じた」と語った。

今回の珍事について、中国のスポーツメディア・直播吧は「こんなの見たことない!VARでベネズエラへのPKが取り消され、日本にPKが与えられる!アディショナルタイムに逆転弾」と見出しを打って試合を詳報した。

中国のネットユーザーからは「日本はいつも審判に助けられてる」「日本のホームならありえることだ」「日本が親善試合で強いのはいつも審判に頼っているからな」「日本はいつもこういうことをする」「親善試合まで審判を買収する必要あるのかよ」など、日本を揶揄する声が相次いだ。また、あるユーザーは「これがワールドカップ(W杯)の決勝トーナメントで起きていたら大変なことになっていた」とコメントした。

一方で、「サッカーを知らないやつが多すぎる」「これは全く問題ない。確かに(久保の)足を踏んでる」「何が問題なんだ。

ベネズエラが得たチャンスは(久保への)ファウルによって得たものだろう」「途中でボールデッドになっていなければVARは正しい」など、冷静なコメントも寄せられていた。

このほか、「確かこれ、今年の中国スーパーリーグでもあったよね」「北京国安VS上海海港」「(北京国安VS上海海港の試合で主審を担当した)馬寧(マー・ニン)はこの展開をよく知っているだろうね(笑)」といったコメントも寄せられていた。(翻訳・編集/北田)

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