2026年10月29日、韓国・国民日報によると、現代自動車の7~9月期の売上高(連結ベース)は前年同期比3.4%減少した。10年ぶりの全面ストライキなどによる生産停止や、中国製電気自動車(EV)の攻勢が影響したとみられる。
現代自動車の発表によると、売上高は45兆1102億ウォン(約5兆3126億円)で前年同期より減少したものの、営業利益は5.5%増の2兆6772億ウォン(約2945億円)となった。いずれも市場予想(売上高43兆8403億ウォン、営業利益2兆4100億ウォン)は上回っており、健闘したとの評価も出ているという。ただ、市場が期待していた水準(売上高47兆3000億ウォン、営業利益2兆8200億ウォン)には届かなかった。
記事は、業績低迷の背景には、販売台数の減少があると指摘している。7~9月期の世界卸売販売台数は92万710台で、前年同期比11.3%減少した。海外販売は中東情勢の影響で需要が落ち込む中でも、前年同期比8.0%減の78万9242台となった。一方、韓国内の販売台数は前年同期比27.2%減の13万1468台と、大幅に減少した。
また、秋夕(チュソク、中秋節)の連休で営業日数が減少したところに、ストライキという悪材料が重なった影響も大きいという。労組は8月の全面ストを含め、累計60時間にわたるストライキを実施。これに伴う生産ラインの停止時間は120時間に達した。老朽化設備の交換工事で牙山(アサン)工場が7~8月にかけて18日間、生産を停止したことも影響したという。
その中で、比較的高付加価値のハイブリッド車が業績を下支えした。
ただ、中国製の低価格EVによる韓国市場への攻勢は激しさを増しており、7~9月期の純電気自動車(BEV)の販売台数は前年同期比9.2%減の6万9117台にとどまった。こうした状況から、10~12月期も「健闘した」と評価されるかどうかは不透明だと記事は分析している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「現代自動車の車は値段が高すぎ。中国車がコスパ最強でいいよ」「国産車なのに高すぎるのが問題だ」「合理的な価格の車を作れ」「現代も起亜も、デザインがダサくて誰が買うの?という感じ。買いたいと思えない」「現代自動車は欠陥が多いし、欲しいと思うデザインの車が一つもない」「1日も早く生産工程がAIに代替され、貴族労組が職を失う日が来ることこそ、現代自動車が生きる道だ」「貴族労組がのさばっているかぎり、現代自動車に未来はない」などのコメントが寄せられている。(翻訳・編集/麻江)











