中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。
業種別では、医薬の上げが目立つ。薬明康徳(603259/SH)が4.4%高、河南太龍薬業(600222/SH)が3.9%高、通化東宝薬業(600867/SH)が1.9%高、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.5%高で引けた。
ハイテク株もしっかり。情報技術サービスの中電科数字技術(600850/SH)が4.9%、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が3.4%、スーパーコンピューター世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が2.7%、携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)世界最大手の聞泰科技(600745/SH)が2.4%、フィンテック中国大手の恒生電子(600570/SH)が1.9%ずつ上昇した。銀行・保険株、食品・酒造株、不動産株の一角なども買われている。
半面、エネルギー株はさえない。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.74ポイント(0.32%)高の232.87ポイント、深センB株指数が7.08ポイント(0.64%)安の1094.92ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)