25日の香港マーケットは、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前日比45.19ポイント(0.25%)高の18072.90ポイントと4日ぶりに反発し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が23.33ポイント(0.36%)高の6464.49ポイントと続伸した。売買代金は937億4310万香港ドルとなっている(24日は964億7300万香港ドル)。

 中国の政策に対する期待感が相場を支える流れ。25日開幕した世界経済フォーラム(WEF)の夏季ダボス会議で中国の李強・首相が演説し、「5%前後という今年の中国成長率目標は達成できると確信している」などと自信を示した。目標達成のため、中国政府は経済対策を強めると期待されている。また、国家発展改革委員会などは24日、自動車購入制限の緩和を拡大するなど新たな消費刺激方針を発表。関連銘柄などにとっての追い風となっている。ただ、上値は重い。
中国と西側諸国の対立や、人民元安の進行が警戒されている。指数は安く推移する場面もみられた。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、乳製品メーカー中国大手の中国蒙牛乳業(2319/HK)が4.5%高、江蘇省拠点の翰森製薬集団(3692/HK)が4.2%高、中国中堅デベロッパーの龍湖集団HD(960/HK)が2.9%高と上げが目立った。
 セクター別では、中国の自動車が高い。長城汽車(2333/HK)が4.0%、華晨中国汽車HD(1114/HK)が2.9%、蔚来集団(9866/HK)が2.8%、浙江零ホウ科技(9863/HK)が2.5%ずつ上昇した。
 中国不動産セクターもしっかり。
上記した龍湖のほか、世茂集団HD(813/HK)が2.7%高、融創中国HD(1918/HK)が2.6%高、合景泰富集団HD(1813/HK)が1.6%高で取引を終えた。
 半面、スマートフォン部材・組立の銘柄群はさえない。瑞声科技HD(2018/HK)が4.1%、舜宇光学科技(2382/HK)が3.5%、比亜迪電子(BYDエレク:285/HK)が2.6%、富智康集団(2038/HK)が2.2%ずつ下落した。そのほか、半導体株も値を下げている。
 一方、本土マーケットは5日続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.44%安の2950.00ポイントで取引を終了した。
ハイテク株が安い。医薬株、公益株、自動車株、エネルギー株、証券株、海運株なども売られた。半面、不動産株は高い。銀行株、素材株、酒造・食品株の一角も買われた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)