中国メディアの第一財経は16日、原油価格の高騰でペットボトルのコストが増加していると報じた。

記事によると、中東情勢悪化の影響はさまざまな方面に波及している。

ある中国国内飲料メーカーの担当者は、飲料用ボトルに使われるポリエステル樹脂(ペットボトル用チップ)の価格がすでに約4割上昇しているとし、「これがボトル製造コストの8割を占めるため、全体のコストは約3割上昇している」と説明した。

上海鋼聯電子商務股份有限会社(マイ・スティール)のデータによると、4月16日時点で華北市場のペットボトル用チップの価格は1トン当たり8550元(約20万円)にまで上昇した。2026年年初の時点では6000元(約14万円)程度だったという。

しかし、同担当者は「現在のコストはまだ会社の許容範囲内にあり、当面は値上げの予定はない」と話した。また、東鵬飲料の担当者も「すでに2026年通年のペットボトル用チップを確保している。原油価格の上昇は物流費などを押し上げる可能性があるが、全体のコストはコントロール可能で値上げの予定はない」と語った。

このほか、ある包装資材企業の責任者は「今年に入ってからの原材料コスト上昇が経営に一定のプレッシャーをもたらしているものの、現在の国内市場は競争が激しく、当面は値上げの計画はない」と話したという。(翻訳・編集/北田)

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